同窓会について

会長挨拶

同窓会会長 岩舘 和已
会長 岩舘 和已(電子S51)

令和4年度通常総会におきまして、第10代同窓会会長に就任いたしました電子工学科昭和51年卒業の岩舘和已です。
校友の皆様のご健勝とご活躍を祈念しつつご挨拶申し上げます。

この度ご勇退されました池永憲明前会長は、力強いリーダーシップで同窓会活動の柱として「地域の活性化」を掲げ、全国の校友が集い親睦を深める強固なネットワーク作りにご尽力されました。より多くの皆様が支部活動に参加できるよう各支部への財政支援も積極的に行いました。又、新しい試みとして、学生県人会の立ち上げを後押しし、各支部との連携も視野に入れた活動も促進されました。心より御礼申し上げます。

千葉工業大学は本年5月15日に創立80周年を迎え、私立工科系単科大学としては最も長い歴史を積み重ねて参りました。その道は必ずしも平たんではなく、関係各位のご努力の賜物と感銘しております。
本年の入学志願者数は全国第2位の約13万人、昨年より約3万人も増加しました。「面倒見の良い大学」の全国ランキングも上位となり、各種の調査でも高い評価を受けています。
平成の卒業生数は約7万名、令和の卒業生もこの3月で7千名を超えました。数年後には10万名を超える同窓会となります。

会長として取り組みたい事は二つあります。先ずは同窓会活動の再開です。この2年半、新型コロナウィルス感染症拡大により大きな制約を受けました。感染症拡大防止に留意しつつ、各支部やブロックの交流会の再開に取り組みたいと思います。

二つ目はデジタル化の推進です。すでに同窓会ホームページを利用し多くの情報を提供していますが、さらに情報技術を活用して、若い卒業生のみならず幅広い世代との交流を視野に入れた新しいスタイルの構築を目指したいと思います。コロナ禍でWeb授業やWeb会議は当たり前になりました。年次や学科・研究室、あるいは地域や職場などを基本にしたWeb支部の創設も一つのアイデアです。この機会に新たなチャレンジをしたいと思います。同時に若手校友の参加にも積極的に取り組みます。私は先輩方が脈々と築いてこられた同窓会の絆を、次の世代へ繋げると共に「古き良きものと新しい出会い」を目指します。同窓会の交流は対面が基本でありますがもう一つの選択肢も用意したいと思います。

又、最近は海外で活躍される校友も多くなり、令和元年にはタイ国で懇親会を開催いたしました。同窓会も国際化の時代が来ています。建学の精神の「世界文化に技術で貢献する」を海外で実践する時代です。

本同窓会は今年9月に創立75周年を迎えます。その喜びを、皆様と共に分かち合いたいと考えています。
昭和22年9月30日に母校の第1期生が卒業されて以来、長い歴史を経て、今や94,500名を超える同窓会になりました。
記念行事は来年の6月開催を予定しています。内容につきましては多くの方々のご協力をいただき担当役員を中心に準備を進めてまいります。

何卒ご支援ご協力賜りますようお願い申し上げ、私の就任の挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。