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自動車部の全日本学生ダートトライアル選手権大会出場を応援して

広島県支部 荒木 義晴(機械S41)

 千葉工業大学の自動車部は、今年も8月2日(土)・3日(日)と広島県安芸高田市のテクニックステージタカタの全日本学生自動車連盟主催「平成26年度全日本学生ダートトライアル選手権大会」に出場した。「全日本学生自動車連盟」加盟校は、約100大学あり、全国を5ブロックにわけ、各ブロックの上位校のみが全日本選手権へ参戦できる。千葉工大は強豪ひしめく関東ブロック予選を勝上がりやって来た。今年は全国から21校が出場した。
 自動車部OB会理事の熊木君(工経S47年)と大学からの植草先生・村上監督が女子を含む30名の部員を率いて来広された。台風12号の影響で数日前から天候悪し、生憎の雨が降る中、地元広島県支部からは、愛用のカメラを携えた谷井支部長(電気S32年)と2人で愛車マツダアテンザスポーツ(6MT)に乗り、8月3日の本戦へと出かけた。例年来て下さる立田君(機械H16年)の父君と最近米国から帰り下関在住の三原君(工経S47年)夫妻と合流して5人で応援に加わった。

 ダートトライアル競技は、未舗装で癖のあるタフなコースを1台ずつ疾走してタイムを競います。1チーム3名で1人ずつ午前と午後の2回走り、いずれか良い方のタイムを計測タイムとし、団体戦は3名の合計タイムで決まる。本戦は毎年8月上旬に広島と関東で交互に行われるが、今年は広島で開催された。昨年、栃木の丸和オートランでの大会は非力なスターレットを駆って総合2位を獲得。本大会も上位を目指し、学生達は選手3名を含め前期試験を早めに終えた9名が、先発隊として8月1日から現地に入り、練習と車の調整に励んでおり、楽しみにしていた。
 ところが予想外の大雨、雨対策不足もあり、ターボの調整が上手く行かず、エンジンが思うように吹かない。コースは、雨で泥濘と水溜りだらけの荒れ状態、アウエイのかなしさか思うようなタイムが出ず、残念ながら17位に終わった。優勝:甲南大学、2位:広島大学、3位:関西大学と、このコースを熟知している関西勢が強みを発揮した結果と成ったようだ。

 しかし、メカニックは雨の中、狭いパドックで必死に調整し、ドライバーはこの悪コンデションの中、ベストタイムを狙い、力は出し切ったと思います。この2日間を通して事故もなく、翌日には全員無事に帰校したのは何よりです。お疲れ様!今後、益々の健闘を陰ながら支援してやりたいものです。再来年2016年、又、広島で若い部員達の爆走を見られることを楽しみにしています!!

※ご興味のある方は、自動車部ブログ:http://citac-ob.blogspot.com/を覗いて見てやって下さい。