成田山行脚に参加して
千葉工業大学同窓会 成田支部
平成11年 電気工学科卒業 神崎 政利
私が大学に在籍していたとき、「成田山詣行脚」という行事は知っておりましたが、参加することはありませんでした。この度、大学を卒業してから12年が経ちますが、行脚に参加するという貴重な機会を与えて頂きましたので、体験談をお話させて頂ければと思います。
スタート~第一休憩所
スタートから第一休憩所までは習志野市を通る道のりで、懐かしい景色に学生時代へタイムスリップした感覚になりました。体も軽く、意気揚々と歩をすすめていきました。
第一休憩所~第二休憩所
右足に痛みを感じはじめたのは、第一休憩所を出発してからしばらくしてからのことでした。日頃の運動不足を自覚していたこともあり、多少の不具合が発生することは覚悟していたので、痛みが悪化しないことを祈りながら、第二休憩所を目指しました。
第二休憩所~成田山
第二休憩所についたころには足全体が重くなっており、疲労もピークに達していました。
「本当にゴールできるだろうか」という不安のなか、第二休憩所を出発しました。
第二休憩所から成田山までの道のりは正に自分自身と向き合う貴重な時間でした。体力はとうに限界を超えていますが、自分の足元を見ながら、この一歩の積み重ねが目標に辿り着く唯一の方法だということを感じながら成田山を目指しました。
成田山に到着して
まずは、無事にゴールできたことに、心からほっとしました。
体のほうは、到着して安心したせいか一気に足が固まってしまいましたが、気分は清々しく、最高の達成感を覚えることができました。
行脚を終えて
実行委員の学生の皆さんの献身的な働きに驚きました。
この大行事をスケジュール通りに運営することは非常に大変だと思いますが、見事にこなされており、大変素晴らしいと感じました。また、道中は学生の皆さんのポジティブな雰囲気に励まされました。
学生の皆さんの行動から、千葉工大の明るい未来と更なる発展を確信しました。
最後に、今回我々OBが参加することに際して、多大なご協力を頂きました関係者の方々に、
深く感謝を申し上げます。どうもありがとうございました。
以上